Instagramを使っていて、ふと表示される「知り合いかもしれません」欄に、かつての恋人——元カレや元カノが出てきて驚いた経験はありませんか?
「どうして今さら表示されるの?」「まだどこかでつながってるの?」と戸惑う人も少なくありません。
この記事では、なぜInstagramで元カレ・元カノが「知り合いかもしれません」に表示されるのか、その理由と対処法を分かりやすく解説します。
そもそも「知り合いかもしれません」とは?
Instagramの「知り合いかもしれません」は、ユーザーに対して“つながりがありそうな人”をおすすめ表示する機能です。
フォローする相手を増やすための機能で、過去の交友関係まで遡って表示される大きなお世話な機能です。
なぜ元カレ・元カノが表示されるのか?
Instagramが「知り合いかもしれません」に表示する条件には、さまざまな要素が組み合わされています。以下の表でまとめました。
📊 表:元カレ・元カノが表示される理由とその詳細
表示理由 | 詳細説明 |
---|---|
スマホの連絡先との同期 | スマホに保存された連絡先から、Instagramが一致するアカウントを探し出して表示します。元恋人の番号やメールが残っていると出てくる可能性大。 |
Facebookとの連携 | InstagramとFacebookを連携していると、Facebookの友達情報が反映され、元恋人が表示されることがあります。 |
共通のフォロー・フォロワー | お互いに共通する人をフォローしている場合、Instagramが「関係がある」と判断し、推薦に出すことがあります。 |
DM履歴や過去のやり取り | 一部では、過去にDMでやり取りした相手が優先的に表示されるとの報告もあります(※公式情報ではないが、体感的に一致する例が多い)。 |
類似した趣味・行動パターン | 同じ投稿に「いいね!」していたり、似たアカウントをフォローしていると、アルゴリズムが関係性を推測することがあります。 |
自分が相手に「知り合いかも」で表示されることもある?
もちろんあります。自分が元恋人や知人の「知り合いかもしれません」に表示される可能性も高いです。これは、Instagramが相互関係や端末の情報から判断するためです。
気づかないうちに元恋人に自分の存在が示唆されていることもあるため、対策は非常に重要です。
それでは、元カレ・元カノが「知り合いかもしれません」に出てくるのを防ぐ、または自分が表示されないための具体的な方法を見ていきましょう。
対策方法とその効果
対策内容 | 効果の概要 |
---|---|
Instagramアプリの連絡先同期をオフにする | スマホ連絡先を通じた推薦が停止されます。設定から「連絡先の同期」を解除。 |
Facebookとの連携を解除する | Facebook上の友達情報がInstagramに反映されなくなります。 |
相手の電話番号・メールを削除する | 自分の連絡先に登録がある限り、相手が表示される可能性があります。削除で軽減。 |
共通フォロワーをリムーブ・ブロックする | 相手との間接的なつながりを断つことができます。 |
アカウントを非公開にする | 自分のアカウントを非公開にすることで、他人に表示されるリスクを大幅に減らせます。 |
補足・詳細説明
Instagramアプリの連絡先同期をオフにする:
これは非常に効果的な対策です。Instagramはスマートフォンの連絡先情報を利用して「知り合いかもしれません」の候補を表示するため、これをオフにすることで、連絡先に登録されている元カレ・元カノが表示される可能性を大幅に減らすことができます。
Facebookとの連携を解除する:
InstagramとFacebookは同じMeta社のサービスであるため、連携しているとFacebookの友達情報も「知り合いかもしれません」の表示に影響を与えることがあります。連携を解除することで、この経路からの表示を防ぐことができます。
相手の電話番号・メールを削除する:
これも上記連絡先同期と関連しますが、自分の連絡先に相手の情報がある限り、Instagramがその情報を利用して推薦を行う可能性があります。連絡先から削除することで、この推薦を軽減できます。ただし、相手があなたの連絡先を持っている場合は、あなたが相手の「知り合いかもしれません」に表示される可能性は残ります。
共通フォロワーをリムーブ・ブロックする:
Instagramは共通のフォロワーがいる場合も「知り合いかもしれません」に表示する傾向があります。共通のフォロワーをリムーブ(フォロー解除)したり、ブロックしたりすることで、この間接的なつながりを断ち、表示される可能性を減らすことができます。特にブロックは、相手からのアクセスも制限するため、より強力な対策となります。
アカウントを非公開にする:
自分のアカウントを非公開にすることで、あなたの投稿やプロフィールを閲覧できる人を制限できます。これにより、見知らぬ人や、直接的なつながりのない人があなたを見つけにくくなり、結果的に「知り合いかもしれません」に表示されるリスクを減らすことにつながります。ただし、これは相手がすでにあなたをフォローしている場合や、あなたのプロフィールURLを知っている場合には直接的な効果はありません。
補足事項:
- これらの対策はあくまで「表示される可能性を減らす」ものであり、完全にゼロにすることは難しい場合があります。Instagramのアルゴリズムは複雑で、上記以外の要素(過去の交流履歴、位置情報など)も考慮される可能性があります。
- 相手があなたの電話番号やメールアドレスを知っている場合、たとえあなたが自分の連絡先から削除しても、相手側からあなたが表示される可能性は残ります。
- 最も確実な方法は、相手をブロックすることです。ブロックすれば、相手はあなたを見つけられなくなり、あなたのプロフィールも表示されなくなります。
総合的に見て、表示させたくない・表示されたくない場合に試すべき具体的な方法です。
番外編:ブロックしても出てくるの?
一部ユーザーから「ブロックしたのに“知り合いかもしれません”に出てきた」という報告もあります。ただし、Instagram側が公式に認めているわけではありません。
推測として、ブロック後も一定期間はキャッシュやAIが学習した関係性が残っているため、表示されるケースがあると考えられます。
まとめ:過去の関係を整理し、快適なSNSライフを
「知り合いかもしれません」に元恋人が出てくると、気まずさや心のざわつきを覚えるものです。しかし、Instagramの仕組みを理解し、適切な対策を取ることで、ストレスを減らすことは可能です。