インスタで初めてDMを送るときの例文集｜友達・恋愛・ビジネス別テンプレ付き

Instagramは写真や動画を楽しむだけでなく、人とつながるためのコミュニケーションツールとしても利用されています。なかでもDM（ダイレクトメッセージ）は、よりパーソナルなやり取りができる手段として、多くのユーザーが活用しています。

しかし、初めてDMを送る場合、「どう始めたらいいのか」「どんな文章なら不自然じゃないのか」と迷ってしまう人も少なくありません。特に相手が初対面だったり、憧れの存在だったりすると、文章選びに慎重になります。

本記事では、そうした不安を抱える方に向けて、インスタDMの基本マナーから、実際に使える用途別のテンプレートまで、実例を交えて詳しく解説します。

インスタDMの役割と活用シーン

Instagram上でのDMは、相手の投稿に対するコメントよりもプライベートで、かつ相手と1対1で会話を始められる手段です。コメント欄では伝えにくい感謝の気持ちや質問、コラボの相談なども気軽にやり取りできます。

このように、DMはただのメッセージ機能ではなく、人間関係を築くための第一歩となる重要な接点なのです。

インスタDMは気軽に送れる反面、使い方を誤ると「不躾」「迷惑」「軽率」といった印象を与えてしまうリスクもあります。以下の表で、DMを送る前に知っておくべきマナーと注意点を確認しておきましょう。

マナー・注意点	解説
挨拶を入れる	メッセージの冒頭に「こんにちは」「はじめまして」などを添えることで礼儀が伝わる
長文を避ける	初回は短めに簡潔なメッセージが望ましい。読みやすく、返信の心理的ハードルが下がる
相手の投稿やプロフィールに触れる	共感ポイントや理由があると、スパムではなく誠意あるメッセージと認識されやすい
敬語とフランクさのバランスを取る	相手の年齢層・フォロワー数・投稿内容から、適切な言葉遣いを見極めることが重要
返信を強要しない	メッセージの締めくくりには「お時間のあるときに」「ご迷惑でなければ」などの表現を使う

このような心配りは、たとえテンプレを使ったメッセージであっても相手に伝わるものです。

実際に使えるテンプレートを、目的別に詳しく紹介します。相手との関係性や目的に応じて、適切な文章を選んでアレンジしてください。

承知しました。
以下に「目的別に使えるインスタDMの例文テンプレート」を友達・恋愛・ビジネスそれぞれについて、状況と例文をさらに充実させた表形式でご提供します。

状況	例文
趣味が合いそうな相手に送る	はじめまして。〇〇の投稿を見て、私も同じ趣味なのでついDMしてしまいました。共通点が多そうで、とても親近感を感じました。よければお話してみたいです。
共通の知り合いがいるとき	はじめまして。〇〇さんのストーリー経由でプロフィールを拝見しました。共通の知り合いがいるようでご縁を感じて、思い切ってご挨拶させていただきました。よろしくお願いします。
近い地域に住んでいると知ったとき	こんにちは。投稿に「〇〇（地名）」が出てきて、もしかしてご近所かも？と思って思わずDMしました。地元ネタでお話しできたら楽しそうです。
過去に何度かストーリーにリアクションしていた場合	何度かストーリーにリアクションさせていただいてたのですが、投稿も本当に素敵で。勇気を出してDMさせていただきました。いつも更新を楽しみにしています。

状況	例文
投稿の雰囲気に惹かれたとき	はじめまして。〇〇の投稿の雰囲気がすごく好みで、毎回見るのを楽しみにしています。世界観がとても素敵だなと感じて、思わずメッセージしました。
共通の趣味がある場合	突然すみません。プロフィールを拝見したら、私も〇〇が大好きで、同じ趣味を持つ方と話してみたいなと思いDMしました。よろしければ仲良くしてください。
何度かいいねを押していたが距離を縮めたいとき	いつも投稿にいいねをしているのですが、今回思い切ってDMしてみました。投稿から伝わる人柄やセンスに惹かれています。失礼でなければ、お話しできたら嬉しいです。
ストーリーの内容に共感して	ストーリーの内容に共感して、どうしても伝えたくなりました。考え方がすごく素敵で、自分も見習いたいなと思いました。突然のご連絡、失礼しました。

状況	例文
商品やサービスの紹介をしたい	はじめまして。〇〇というブランドを運営している△△と申します。貴アカウントの雰囲気ととても相性が良いと感じ、ぜひ一度商品をご紹介させていただきたいと思いご連絡いたしました。
コラボ企画の提案をしたい	こんにちは。現在、〇〇というコラボ企画を企画中で、ぜひ貴アカウントにご参加いただければと考えています。詳細をお伝えしたく、ご都合のよいときにご確認いただけますと幸いです。
インフルエンサーへの依頼	突然のご連絡失礼いたします。〇〇というサービスのPRをお願いしたく、DMさせていただきました。投稿内容を拝見し、ぜひお願いできればと考えております。ご検討のほどよろしくお願いいたします。
インタビューや取材依頼	はじめまして。〇〇というメディアを運営しております△△と申します。貴アカウントの発信力に感銘を受け、ぜひ取材またはインタビューのお願いができればと思いご連絡いたしました。